未成年にモバイル端末を持たせる前に注意すべきポイント

未成年のモバイル端末利用者の増加昨今、未成年でも当たり前のように携帯電話、スマートフォン、タブレットを持つような時代になってきました。2015年のマイナビ調査では、10~18歳の男女で、スマートフォンを使用している割合は67.3%となり、小学生でも30%以上、中学生が60%以上、高校生ではほとんど100%がモバイル端末を利用しているというデータが出ています。2011年では10~18歳の世代では、スマートフォンの利用者割合は14.4%でしたので、この4年間で4倍の推移になっています。

未成年のスマートフォンの利用目的には、インターネットの利用が大きくあり、1日平均1人100分以上、スマートフォンでインターネットを利用するようです。なお、多くの小中高生が利用している「会員登録をして利用者同士が投稿を行うことのできるブログ」、「LINE」、「SNS」、「質問サイト」、「動画投稿サイト」などは「コミュニケーション」のカテゴリーに分類されています。これらのうちの一部のサイトを利用したいために、「コミュニケーション」カテゴリーのフィルタリングを設定しない、または一度設定した後解除する状況が見受けられますが、これは非常に危険です。

交流サイトは、ネットを通じて、知り合いや見知らぬ他人との楽しい交流ができる一方、サイトでの出会いがきっかけの犯罪に巻き込まれるリスクをはらんでおり、実際にこれらのサイトをきっかけに犯罪被害が数多く(年間1,000件以上)起きているのが現状です。これらのサイトが利用できる設定であれば、本人に使いこなす力が求められます。

このため、インターネットの利用時にトラブルに巻き込まれるケースが多くなっています。

インターネットトラブルの具体例具体的には、下記のようなトラブルがふえています。未成年のお子さんを持つ保護者の方は特に、要チェックです。

1.子供の利用が急増している無料通話アプリや SNS などを通して、子供に接近しようとする大人がいます。無料通話アプリや SNS は、子供が利用するのに適切な年齢に達し、さらに十分な情報モラルが身に付くまでは、フィルタリングを設定して、サービスの利用を制限しましょう。

2.架空請求を受ける占いサイトやゲームサイト、アダルトサイトなどにアクセスし、架空請求メールが届くといった事例「が起きています。子供は、大人に比べて判断能力が十分ではありません。無料という言葉や、サービス運営側の緻密な誘導設計に釣られてサービスの会員登録をしてしまうこともあります。

3.スマートフォンなどでダウンロードして利用するアプリの中には、悪意を持って作られたものも存在します。たとえば、スマートフォンに登録されている電話帳の情報を盗み取るといったアプリがあります。これらの不正アプリを子供が誤ってダウンロードしないよう対策が必要です。フィルタリング機能は、アプリのダウンロードについても適用することができます。

保護者の方が注意すべきポイント(1)子どもが、携帯電話やスマートフォンで上手にインターネットを活用できるようにするために、家庭のルールをつくりましょう。ルール作りは保護者の一方的に押しつけではなく、子どもと一緒になってルール作りの必要性から、利用目的や利用場所・時間帯を話し合って決めることが大事です。

もし、これらのルールを守れなかったときには、携帯電話などの利用を一時禁止するなどのペナルティも決めておくと、ルールを守るための責任感が本人に生まれます。なお、いつも目に付くところにルールを張っておくなどすると、より効果的です。

家庭のルールの具体例
●利用する時間を決める
●利用する場所を決める
●サイトに登録する場合は事前に親に相談する
●お金がかかる場合は事前に相談する
●名前や顔写真、学校名などは書き込まない
●知らない人のメールに返信しない
●他人の悪口を書き込まない
●ルールを破ったら、一時利用禁止とする

保護者の方が注意すべきポイント(2)子どもが携帯電話やスマートフォンを利用する際には、有害情報へのアクセスを制限する「フィルタリング」を活用しましょう。それによって、出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトなどを、子どもが閲覧できないようにします。

なお、携帯電話会社では18歳未満の子どもが携帯電話などを利用する場合には、保護者からの申し出がないかぎり、フィルタリングサービスを無償で提供しています。携帯電話など購入の際に、主に子どもが使うことを販売店に伝えれば、フィルタリングサービスを利用することができます。

これらのサービスを利用してモバイル端末を未成年にも安全に使えるようにして行きましょう。

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