休業補償とは

休業補償とは休業補償とは、交通事故を原因として休業を余儀なくされた場合に、休業による損害を補償するというものです。職業によって休業損害として認められる額は異なります。各職業の休業損害は以下のとおりです。

給与所得者給与所得者の休業損害は、事故前の収入を基礎として、現実に収入が減った部分が休業損害として認められます。ただし、有給休暇を利用した場合には、現実に収入が減っていなく場合でも、休業損害として認められます。

事業所得者現実に収入が減った部分につき休業損害として認められます。また、事業の維持、存続に必要な固定費(家賃、従業員給料など)は休業損害として認められます。

家事従事者専業主婦の場合には、女性労働者の全年齢平均賃金額(現在は348万9,000円)を基礎として、家事労働に従事できなかった期間について休業損害として認められます。兼業主婦(パートタイマー、内職等)は、現実の収入額と女性労働者の全年齢平均賃金額のいずれか高い方を基礎として算定します。

無職者●失業者
労働能力及び労働意欲があり、就労の蓋然性が認められる場合に限り、休業損害が認められますが、平均賃金を下回るのが一般的です。

●学生
原則として認められませんが、バイトなどで現実に収入があれば、現実に収入が減った部分につき休業損害として認められます。

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