ワンクリック詐欺

ワンクリック詐欺インターネットのサイトにあるボタンをクリックしたとたん、突然、「会員登録が終了しました。○○万円支払ってください。」等といったメッセージが表示される場合があります。このようにワンクリックしただけで契約の締結を一方的に宣言し、代金を請求してくるような場合を「ワンクリック詐欺」と言います。これは明らかな詐欺にあたりますから、決して代金を支払ってはいけません。

ワンクリック詐欺には「個人情報が登録された」と表示されることもありますが、インターネットの構造上、こちら側が情報を開示しない限り、相手方に個人情報が漏れることはありません。つまり、これも相手を焦らせるための詐欺の手段なのです。ですから、そのような表示がなされても、決して焦る必要はありません。仮に、代金を支払ってしまった場合には、直ちに警察に通報するとともに、いわゆる「振り込め詐欺救済法」に基づく預金口座凍結、被害回復分配金の受領という手段をとるのが適切でしょう。

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