匿名掲示板における誹謗中傷対策では、誹謗中傷の対象となっている書込みの削除と、書き込みをした者の特定作業を行うのが通常です。掲示板の管理者等のプロバイダに仮処分を申し立てれば、多くの場合誹謗中傷の対象となっている書込みを削除してもらうことは可能です。但し、掲示板の管理者等は書込み者の氏名、住所を知らないケースが多いことから、掲示板の管理者等から得られる情報は、書込み者のIPアドレス等に限られています。
そのため、投稿者を特定するためには、掲示板の管理者等に対する仮処分だけではなく、電話会社等のプロバイダに発信者情報開示請求訴訟を提起する必要があるのです。すなわち、匿名掲示板での誹謗中傷の場合は、少なくても2回の裁判を行わなければならないのです。 なお、個人の方で費用の負担が難しい場合は、分割払いにも応じておりますので、ご相談ください。
※海外法人に対する裁判の場合等,事案によって料金が異なりますので一度お問い合わせください。
依頼する手続き | 着手金 | 報酬金 |
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任意の削除請求 | 5万5000円~ | 0円(事案によって異なります) |
仮処分手続(誹謗中傷記事削除・IP開示請求) | 22万円~ | 0円(事案によって異なります) |
発信者情報開示請求 | 22万円~ | 0円(事案によって異なります) |
損害賠償請求 | 22万円~ | 11~17.6%(税別) |